《二人の巫女》の伝説
《旧ハイエルフ信仰》の《二人の巫女》を祀る神殿は伝える。かつて世界が地上にあったとき、世界の中心であった二本の《聖大樹》には、それぞれ仕えるエルフの巫女がいた。大樹の意志を受けた彼女らは、戦争を止めるため、自らの命と引き換えにある巨大魔法を放ち、諍いの大地を天空へと追放したという。以降、巫女の血統は途絶えてしまっている。
艾恩葛朗特设定、剧情背景、图鉴长文
《二人の巫女》の伝説
《旧ハイエルフ信仰》の《二人の巫女》を祀る神殿は伝える。かつて世界が地上にあったとき、世界の中心であった二本の《聖大樹》には、それぞれ仕えるエルフの巫女がいた。大樹の意志を受けた彼女らは、戦争を止めるため、自らの命と引き換えにある巨大魔法を放ち、諍いの大地を天空へと追放したという。以降、巫女の血統は途絶えてしまっている。
《フォールンエルフ》の伝説
ハイエルフ信仰、《真エルフ派》の神殿は語り伝える。エルフ種には二大種である《黒エルフ》、《森エルフ》とも異なるもう一つの種があった。彼らは、刃にも傷つかない不死の肉体を得るために、二本の聖大樹を傷つけて樹液を盗み採ろうとしたため、北方へと永久追放され、《フォールンエルフ》と呼ばれるようになったという。
《大地切断》の伝説
大地は語る。約千年前――大戦争の戦端が開かれ、両エルフ王国の魔導士たちが最大規模の攻撃魔法を放とうとしたそのとき、異変が起きた。 戦場となった平野を、直径十キロメートルに及ぶ光の環がつつみ、内側の大地を抉り取ったのである。光の環は戦場のみならず、リュースラ、カレス・オー、九連合、アウル=ダの首都や主要な都市部にも現れ、大地からそれぞれを消し去っていった。その数、百に及んだ光の環は、抉り取った大地を多くの人々や生物を乗せたまま空へと転送して積み上げ、天空に浮かぶ巨大な大地の城を作り上げた。 こうして、後に《大地切断》と呼ばれるこの出来事により、浮遊城《アインクラッド》は生まれたのである。
《天中の塔》研究
いつの時代も人々は、白銀に輝くその塔の異様に魅せられ、惹きつけられる。 種族を越え、長年に渡り様々な冒険家が迷宮区――《天中の塔》を探索し、命を落とした。そしてその命の分、迷宮の中には多くの“価値ある遺物”が落ちている。それらは不思議と宝箱などの形態をとり、塔のあちこちにバランスよく配置されているのだが、一説によると、魔力をスムーズに流す為に遺物を整理する《塔の自浄作用》が働いているのだとする説や、そういった宝をエサに新たな冒険者を招き入れ、その命からアインクラッドの魔力を補充しているのだとする説など、その解釈は様々だ。 また、「そもそも、なぜ塔内は人が移動できる構造になっているのか?」という疑問に対して、エルフ種の王室付き研究者は「二人の巫女は、天空へ追放された者たちが、いつか地上へ帰るために何かしらの試練を残したのではないか」と推察している。
《研究主義者》たちの隠れ家
アインクラッド世界の創造神を信奉する《ハイエルフ信仰》は、《天穴》を初めとする、アインクラッド各地に点在するエルフ遺跡群の研究を禁じている。しかし、人の好奇心は止めることはできず、禁忌を犯して研究にいそしむ者が後を絶たない。彼らは《研究主義者》と呼ばれ、今日も人里離れた場所でアインクラッド創造の裏に隠された真実を追い求め続けている。
中門
主街区以外の街で、街の中心に置かれる転移装置は《中門》と呼ばれる。エルフの技術を応用したこの装置は、街のシンボルとして大事に祀られていたり、周囲を広場などで飾り立てられることが多いのだが、トールバーナでは《円形劇場》の方が人気があり、《中門》はひっそりと端の方に設置されている。
ウルバス
二層北部にある人間種の街。直径300mほどのテーブルマウンテンを外周部だけ残してくりぬき、その中に街が造られている。ウルバスは二層の主街区であり、多くの冒険者や商人が訪れる。結果出来上がった露店が立ち並ぶ《市場》が有名で、それ目当てでこの街を訪れる観光客も少なくない。
ウルバスの木箱
様々な商品でにぎわうバザールの流通を支える《木箱》は、実のところウルバスの特産品でもある。軽くて丈夫なだけでなく、秘密のまじないが施してあるそれに納めれば、中に入れた生鮮食品は通常の倍長持ちするという。
ウルバスの水路
岩石砂漠に囲まれた二層において、水は生命線である。 なぜ人々が巨大な岩山を掘削してまでそこに街を作ったのか――それは、ここに水源があったからに他ならない。
ウルバスの貴族
立派な邸宅に住む一層の貴族は、商人から成りあがった者や、市政を司ることになった者が多い。 一方、二層ウルバスの貴族には、痩せた過酷な土地で暮らすことがこういった傾向を生むのだろうか、《哲学者》が多く、人々はその思想に触れて夜長を共にし、町中の尊敬を一身に集めているという。
九連合王国史跡
かつて大地が地上にあった頃、人間種たちは様々な人種ごとに分かれ、それぞれ集落をつくって暮らしていた。しかし、常に異種族の脅威にさらされていた人間種は、自らを守るために結託し、巨大な人間の国家《九連合王国》を作り上げた。王国ではエルフやドワーフの様式を模した魔術の研究を盛んに行い、やがてその文化は《九連合文明》として隆盛を極めた。 しかし《大地切断》によって《九連合王国》は滅び、今では各所にその史跡を残すのみ。千年経った現在、人間種の集落は都市国家の形態をとっており、各々が街単位で独自の政治体制を布いている。
亜人の住処
亜人はあまり体毛を持たず、体温調節が苦手な種族が多い。そのため、狩りなどの理由がなければ好んで日の光の下には出ようとせず、多湿な洞窟の中などを住処とすることが多い。
亜人のいたずら
亜人の多くは多種族とコミュニケーションをとる言葉を持ち合わせない。そのため、彼らの文化や正確な思考をうかがい知ることはできないのだが、時に彼らは妙に文明的な仕業をすることがある。この騎士像もその一つで、亜人たちを威嚇するために建てられた像に、自分たちに似た様相を加えることでその行為を逆手にとっているのだ。しかし、これは単に面白がっているだけで、そこまで高等な思惑があるわけではないと見る研究者も少なくない。
亜人の旗
亜人種の文明レベルは低く、簡単な模様を描くことはあっても文字などは存在しない。加工技術も「叩く」「削る」「結ぶ」など基礎的なものしかないため、他種族の道具を盗んだり奪ったりして使用することが多い。《種族の色》を好む彼らは、盗んだ同系色の布をつなぎ合わせては、自分たちの縄張りを主張するためにそれを所かまわず飾り立てる習性がある。
亜人の水飲み場
かつては人間種のものだったが、今は亜人種の縄張りとなり果てた屋敷。元の家主たちは、水飲み場を欲した亜人種たちに襲われ、散り散りとなったのだろう。 エルフ種や人間種たちに魔法があった《地上時代》、亜人たちはその不可思議な力を恐れ、こそこそと盗みを働いたり家畜を襲う程度だったが、魔法が失われたアインクラッドでは凶暴性が増し、堂々と他種族を襲うようになっている。
亜人の食事
勘違いされがちではあるが、亜人種は人を食わない。また、共生関係にある魔物を食うこともない。主食は動物の肉で、焼く、煮るなどの簡単な調理も行うが、獲物がとれないときなどは、木の実や果実を食べることもある。とはいえ、道具類や家畜などを盗むために、平気で多種族に刃を向けるため、決して慣れ合える存在ではない。
亜人の野営跡のメッセージ
アスナ、あの時は本当にごめん。生きていてくれて本当によかった。 そんなに長い間離れていたわけじゃないのに、見違えるぐらい強くなってて正直びっくりしちゃった。 私も自分の道を進んでいくよ。自分が戦うのではなく、戦う誰かのために……また、どこかで会えるといいな。 ――とある冒険者のメッセージ
人の心の行方
古代の神々への信仰を失った人々は、より真っ向から現実世界に向き合うこととなる。熱と渇きに覆われた二層の過酷な環境は、人々の興味を自然と《心の在り方》へと誘引し、結果、それらは《哲学》となることで重きを置かれるようになっていった。 二層において、神職よりも尊ばれる《哲学者》たちの隆盛は、このようにそうなるべくして流布していった。
人の造った女神像
エルフ信仰が盛んな第一層では、大地の各所に《エルフの女神像》を見かける。そのほとんどは、ここ二~三百年の間に人が造った模造品なのだが、大地のどこかには千年前に作られた《オリジナル》の像が眠っているという。
偽の魔除け
二層の家屋の扉に描かれる《魔除け》の中には、部族の者しか見抜けない《偽物》があるという。 《魔除け》が描かれた家屋の中には、《守る価値のある人》が住んでいるということになるのだが、そういった住人を狙った盗賊たちがこの扉を開けると、二度と押し入ろうという気になれぬほどの罠が仕掛けてあるという。 これもまた、正しく《魔除け》であると言えよう。
共同井戸
二層の水は非常に貴重であり、設けられた共同井戸から水を汲んでよい杯数は一戸ごとに決められている。二層によく見られるテーブルマウンテンの下には稀に水脈が見つかることがあり、見つけた水源に沿って岩山を掘り崩すことで井戸を作り、そこを中心として街が作られていった。
公共焼き場
穏やかなホルンカの人々は、仕事の休憩やちょっとした立ち話などを、誰でも利用が可能な《公共焼き場》で行うことが多い。肉や魚を持ち寄って焼きながら会話を楽しむのだが、ついついそれが数時間にわたってしまうこともしばしば。
コーヒーに関するメモ
・ハワイ・コナ お湯の温度を90度~92度に保ち、30秒ほどしっかりと蒸らしてから淹れて風味とコクを引き立てる。 ・ブルーマウンテン お湯の温度は約92度。初めのドリップで30秒ほどしっかり蒸らし、残りは2回に分けて手早くドリップすることで繊細で豊かな香味を楽しめる。豆はハイローストの中細挽きがベスト。 いつの日か、このコーヒーを俺の店で出してみたいもんだ。 ――とある冒険者のメッセージ
養虫農
かつてのホルンカでは、虫から様々な蜜や糸を採る養虫業が盛んであった。しかし酪農が定着した今となっては、一部の好事家が伝統を守るために細々と続けている程度となっている。